ザッカーバーグ流 Muse活用術10選
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AIを開いたのに、何を頼むか決まらずに閉じる。そんなこと、ありませんか?
実はこれ、ザッカーバーグ本人が、AIの大きな問題の1つとして挙げていたことです。多くの人は、AIを何に使えばいいか分からない、と。
開いて、聞いて、答えを読んで、閉じる。この使い方だと、AIが働いているのは自分が画面を見ている数分だけです。
じゃあ、ザッカーバーグ本人はどう使っているのか。9月と10月に出たポッドキャストで、自分の Muse の使い方をかなり具体的に話していました。
話を聞くと、質問はほとんどしていない。週末のお菓子作りの材料の手配、登山の許可証の空き待ち、格闘技のジムに置いたカメラの見張り。時間のかかる仕事を丸ごと預けて、自分が寝ている間も、仕事をしている間も、Muse を動かしています。
フィードバックが遅いと「休憩は60秒しかないんだから、もっと速く」と叱って、Muse に自分で直させる。ここまで任せきるのが、ザッカーバーグらしいところ。
しかもこの預け方、10月23日から日本で使えるようになった Muse でも、型としてはそのまま使えます。決まった時刻に動く定期タスクが、公式ヘルプに日本語で載っているから。
Muse は、Meta が出しているAIエージェントの単独のアプリです。iOS・Android のアプリか、Web の muse.ai で使えます。
先に1つ置いておきます。Muse の「設定」→「コネクター」で Gmail と Googleカレンダーをつないでから、これをチャットに送ると、明日の朝から届きます。最初の1回は、メールやカレンダーを読む許可の確認が出るかもしれません。
平日の毎朝7時半に、Googleカレンダーの今日の予定と、昨日の夕方から届いたメールのうち返信が要るものだけを見て、3行でまとめて送って。準備が要る予定があれば、何を準備するかも1行で添えて。
この記事では、ザッカーバーグと、Meta のAI部門のトップのアレクサンダー・ワンが、自分の口で話した Muse の使い方を全部並べて、そこから「預け方」を3つの型に分けました。
そのうえで、日本の Muse でできること・できないことを分けて、型ごとにコピーできる頼み方を10本と、預けるときの安全装置、見張りの弱点までまとめています。2026年10月30日時点の、本人の発言の書き起こしと、Meta の公式の発表・ヘルプで確かめた内容です。
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では本題にいきましょう。
第1章:ザッカーバーグは、Muse に質問していない
ザッカーバーグの Muse の使い方は、どれも「聞いて、答えをもらう」ではありません。時間のかかる仕事を、まるごと預けています。
先に言っておくと、出てくるのは家庭の話ばかりです。でも預け方の型は、仕事にもそのまま使える。第2章で型に分けて、第4章で仕事の頼み方に直しています。
元になっているのは、本人が出た2つのポッドキャストです。9月8日の Sources(聞き手は Alex Heath)と、10月12日の Cheeky Pint(聞き手は Stripe の John Collison、Meta のAI部門を率いるアレクサンダー・ワンも同席)。どちらも、本人が「自分の Muse にこれをやらせている」と一人称で話している。
まず、Muse を何のために使っているか。
原文はこうです。
A lot of it for me, when I'm using my Muse Agent, I kind of want it to help me be a better father and a better husband and show up better for my friends.
いい父親、いい夫でいるために使っている。仕事の効率化の話から入らないのが、ちょっと意外でした。
ここから、本人が話した使い方を4つ見ていきます。
毎週のお菓子作りを、材料の注文まで預ける
3歳の娘さんがお菓子作りが好きで、でも本人はお菓子作りを何も知らない。そこで Muse に、こう頼んだそうです。
・毎週末、3歳の子と、お菓子作りを何も知らない大人で作れる、ちょうどいい題材を決める
・材料は Instacart(米国のネットスーパー)で頼んで、全部そろえておく
・週末に娘さんと台所に立ったら、すぐ始められる状態にしておく
おもしろいのは、そのあとです。作り終わったら、Muse に「どうだった」を返している。
ケーキポップは難しすぎたそうで、「あれは難しすぎた」と伝えると、Muse がそれをふまえて次を組み直してくれる。本人も「ケーキポップは意外と難しい」と何度も言っていました。
10月の Cheeky Pint では、続きの話も出ています。平日のうちに Muse と娘さんとで週末に作るものを話し合って、土曜には材料が時間どおりに届く。
ある週は、配送の最低金額に材料だけでは届かないと Muse が気づいて、「スイカも入れる?」と聞いてきたそうです。
しかも本人は、Muse に渡すために Instacart のアカウントをわざわざ作っていて、いまは週に1〜2回使っていると言っています。
登山の許可証を、空くまで見張らせる
上の娘さんが山登りにはまっていて、山によっては許可証が要る。これを Muse に見張らせています。
原文はこうです。
So I have it basically sit and get the permits when they become available so you can climb mountains.
空きが出たら取る。取れたら「この日の許可証が取れたよ」と知らせてくる。
本人は「じゃあ、その日は仕事を休んで娘と山に登るか」となるそうで、予定を合わせるのは人間の側なんですよね。
格闘技のジムにカメラを置いて、見させる
いちばん気に入っている使い方として挙げたのが、これでした。
ジムにカメラを置いて、練習中の映像を Muse に見させ、ラウンドの合間にフィードバックをもらう。ラウンドの間の休憩は1分しかありません。
Collison から「動画をどう切り出すか、教えたの?」と聞かれて、本人は「いや、静止画を抜き出すのは自分で考えたみたい」と答えています。
そして、ここがザッカーバーグらしいところです。
原文はこうです。
Like, look you took 30 seconds to give me that feedback. I only have a 60-second break. Like, you gotta go faster.
休憩は60秒しかないのに、フィードバックに30秒かかってる。もっと速くしろ。
遅いと言って、Muse に自分で直させているんです。本人は、コードは見ていないけど、Muse が裏で映像を処理する仕組みを丸ごと書いている、とも話していました。
Muse のほうからも「送る画像の選び方を、もっとうまくしようか?」と提案してきて、本人は「いいよ、やって」と返したそうです。
娘とのゲームは、Muse の提案に乗っていく
娘さんの1人と、ゲームの『シヴィライゼーション』をやっていて、Muse に娘さん向けの攻略ガイドを作ってもらった。
そのあと、Muse のほうから「攻略ガイドを広げて、それぞれの文明の歴史も学べるようにしようか?」と提案してきて、Muse が作ったアプリに新しいタブが1つ増えた。本人は「その案は Muse が考えた」とはっきり言っています。
本人がやったのは、「いいよ、やって」と返すことだけです。
ワンは、毎週のお茶の買い付けを預けている
同じ Cheeky Pint で、アレクサンダー・ワンもお気に入りの使い方を挙げていた。
自分の Muse に「Oiler」という名前を付けていて、珍しいお茶を、どんどん珍しい店から探させている。いまでは毎週、台湾や日本の農園のお茶を探して買ってくるそうです。
これも、1回質問して終わりじゃない。毎週の仕事になっている。
ちなみにワンは、直属の部下が200人近くいるという話に「それは Muse が管理を手伝ってくれてる」と一言だけ返していました。中身までは話していないので、ここでは深掘りしない。
並べると、どれも「毎週やる」「空くまで待つ」「ずっと見る」のどれか。時間のかかる仕事を渡して、終わったら結果を返しています。開いて、聞いて、閉じる使い方との差は、ここです。
第2章:預け方は3つの型に分かれる
ザッカーバーグの使い方は、3つの型に分けられます。
・毎週の仕事を丸ごと預ける|お菓子作り、ワンのお茶
・空くまで見張らせる|登山の許可証
・Muse の提案に乗る|攻略ガイドに歴史を足す、格闘技のフィードバックの改善
そして、3つ全部に共通しているのが「終わったら結果を返す」こと。ここは型というより、預け方の前提です。
型1:毎週の仕事を丸ごと預ける
いちばん使いやすいのがこれです。
ポイントは、1つの作業ではなく「流れ」ごと渡すこと。ザッカーバーグは「レシピを教えて」とは頼んでいません。題材を決める、材料をそろえる、当日に間に合わせる、までを1つの仕事として渡しています。
頼むときは、4つの部品をそろえると伝わります。
・いつ|何曜日の何時に
・何を見て|カレンダー、メール、Instagram など、どの情報を使うか
・何をして|まとめる、選ぶ、下書きする
・何を送ってくるか|何行で、どんな形で
この4つをそろえた頼み方を、第4章にまとめました。
型2:空くまで見張らせる
予約の空き、再入荷、申し込みの開始。いつ来るか分からないものを、自分の代わりに見張らせる型です。
ここは、日本でやるなら頼み方に気をつけたいところです。くわしくは第6章に書きますが、Muse の見張りは、ずっと画面に張り付いているわけではありません。
まずは「見つけたら知らせて」から始めて、取りに行くのは自分、が安全です。
頼むときは、「いつまで見張るか」も入れておいたほうがいいです。公式ヘルプに「定期タスクはキャンセルするまで続行されます」と書かれているので、終わりを決めないと、ずっと動き続けます。
うまく動かなければ、間隔を変えて頼み直してみてください。見張りの頼み方は公式ヘルプに例が無いので、ここは試しながらです。
型3:Muse の提案に乗る
何を預ければいいか分からないなら、Muse に聞いてしまう型。
ザッカーバーグは、Sources でこう話していた。
原文はこうです。
one of the big issues that I think exists with AI is a lot of people don't know what to do with it.
AIの大きな問題は、多くの人が何に使えばいいか分からないこと。だから Muse のほうから「これを手伝えるよ」と提案できれば、その問題の大部分が解ける、と。
実際に Muse のアプリには「アイデア」のタブがあって、自分に合わせたタスクのおすすめが出てきます(公式ヘルプ)。自分から「何を預けられる?」と聞く頼み方は、第4章に置きました。
出てきた案に「いいよ、それやって」と返せば、そのまま預けられます。ザッカーバーグがゲームでやったのと同じ流れ。
3つに共通:終わったら結果を返す
ケーキポップが難しすぎたら「難しすぎた」と言う。フィードバックが遅ければ「もっと速く」と言う。
預けっぱなしにしないで、一言返す。これで、次の週から中身が変わる。
この一言を返すかどうかで、1か月後の Muse がだいぶ変わるはずです。
第3章:日本の Muse で、今日できること・できないこと
日本でも、定期タスクとリマインダーは使えます。公式ヘルプが日本語で用意されていて、「毎日の状況確認や毎週のまとめ」を、スケジュールどおりに回せると書かれています。
ただ、ザッカーバーグがつないでいるサービスには、日本では使えないものもあります。先に、できることとできないことを分けておきます。
できること|定期タスク、リマインダー、閉じても続く作業
公式ヘルプ「Museでリマインダーと日時指定されたタスクを管理する方法」に書かれているのは、この4つです。
・1回限りのリマインダー|決めた日時に知らせる。場所に合わせて、その近くに来たら知らせることもできる
・定期タスク|毎日、毎週、またはカスタムの間隔で繰り返す
・設定の確認|いま入っているリマインダーと定期タスクを、時刻つきで出してもらえる
・変更とキャンセル|時間の変更、内容の変更、削除
結果は、Muse とのチャットにメッセージとして届きます。時刻は自分の時間帯(日本なら日本時間)で動く。
設定したものは、アプリ上部の Assistant アイコンから「今後の予定」タブを開くと一覧で見られます。
もう1つ大事なのが、アプリを閉じても動くこと。日本の発表には、こう書かれている。
原文はこうです。
時間のかかるタスクについては、利用者がアプリを閉じた後も作業を続け、状況に変化があったときや、メールの送信、商品の購入など承認が必要になったときに通知します。
定期タスクも、アプリを閉じていても、スマホの電源が切れていても裏で動きます。結果はチャットに届いて、アプリを開いていなければプッシュ通知で知らせてくれる。
日本でつながるサービス
日本の発表とヘルプで名前が出ているコネクター(外のサービスとのつながり)は、こうです。つなぐのは、Muse の「設定」→「コネクター」から。
・仕事と予定|Gmail、Googleカレンダー
・SNS|Instagram(Facebook と Threads も、同じアカウントセンターに入っていれば自動でつながる。公式ヘルプ)
・買い物と旅行|Stripe、Shopify、Trip.com、Agoda、Klook
・これから|メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあは連携を進めている段階で、時期は未定
定期タスクで回しやすいのは、上の2つ(Gmail・カレンダーと SNS)。
できないこと|ザッカーバーグの使い方のうち、日本では再現できないもの
・Instacart で材料を頼む|日本の提供開始の発表に Instacart の名前は無い。日本では「献立と買い物リストを作る」までにする
・家の照明を落とす|ザッカーバーグは、Meta の小さな機器「Home Link」で家の照明や Sonos とつないで、夜になると家じゅうの明かりを落とさせています。ただ、Home Link のガイドは日本語版でも「事業地域: 米国」
・カメラを見させる|日本でカメラの映像を Muse に見張らせる方法は、公式の発表にもヘルプにも見当たりませんでした
・声で話しながら預ける|ザッカーバーグ本人が「まだ全員には出ていない」と言っている音声モードは、日本では「別途ご案内」
カメラの使い方は、撮った写真や動画を自分で送って意見をもらう形なら、試す価値はあります。ただ、ジムの映像をずっと見させて休憩中に返してくる、という形は、日本で動くか確かめられていません。
Muse を使っていない人へ
ほかのAIにも、決まった時刻に動かす機能があります(10月1日時点の各社のヘルプ)。
・ChatGPT|スケジュールされたタスク。無料プランでも、同時に3件まで作れる(1回きりか1日1回まで、時刻は「朝」のような幅のある指定)
・Claude|Cowork のスケジュールタスク。有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)のみ
・Gemini|スケジュールされたアクション。同時に10件まで。無料で使えるかは段階的に広がっている途中
第2章の4つの部品(いつ・何を見て・何をして・何を送ってくるか)は、どのAIでもそのまま使えます。
第4章:型ごとの頼み方10選
第2章の3つの型を、日本の Muse で今日使える形にしました。どれも Gmail・Googleカレンダー・Instagram・Threads のどれかをつないでいる前提。
曜日と時刻は、自分の生活に合わせて書き換えてください。
型1:毎週の仕事を丸ごと預ける
毎朝の予定とメールの確認。
平日の毎朝7時半に、Googleカレンダーの今日の予定と、昨日の夕方から届いたメールのうち返信が要るものだけを見て、3行でまとめて送って。準備が要る予定があれば、何を準備するかも1行で添えて。
週の始まりのまとめ。
毎週月曜の朝7時に、Googleカレンダーの今週の予定と、Gmailで返信がまだのメールを見て、今週やることを優先順に5つまとめて送って。準備が要る予定には、何を準備するかも1行で添えて。
ザッカーバーグのお菓子作りの日本版。材料の注文の代わりに、買い物リストまで。
毎週木曜の夜8時に、週末に子どもと作れる簡単なお菓子を1つ提案して。材料と分量を、スーパーでそのまま使える買い物リストにして、作るときにつまずきやすいところを1つ添えて。作ったあとに私が感想を伝えたら、次の週から難しさを調整して。
Instagram の週の振り返り。
毎週日曜の夜9時に、私のInstagramの今週の投稿を見て、反応がよかった投稿と弱かった投稿を1つずつ挙げて、その理由の見立てを1行ずつ書いて。最後に、来週試すことを1つだけ提案して。
Threads で同じことをするなら、「Instagram」を「Threads」に変えるだけです。
Threads のリサーチを毎週回すのも、この定期タスクでそのまま組めます。いいねの下限や対象の期間のような条件を決めれば、すぐ作れる。
型2:空くまで見張らせる
予約や再入荷の見張り。
このページを1時間ごとに見て、「空きあり」や「再入荷」のような変化が出たら、すぐに知らせて。変化が無いときは連絡しなくていい。見張るのは11月30日まで。
(ここに見張りたいページのURLを貼る)
特定の人からのメールを待つ見張り。
Gmailに〇〇さんからメールが届いたら、要点を2行にまとめて知らせて。返信が必要そうなら、返信の下書きも作っておいて。送るのは私が確認してから。
最後の「送るのは私が確認してから」は、入れておくのがおすすめです。メールの送信は取り消せないので(第5章)。
型3:Muse の提案に乗る
何を預けるか、Muse に考えてもらう。
ここまでの会話と、つないでいるサービスの情報から見て、私の毎週の作業で、あなたに預けられそうなものを3つ提案して。それぞれ、何曜日の何時に、何を見て、何をして、何を送ってくるかまで具体的に書いて。
アプリの「アイデア」のタブにも、自分に合わせたおすすめが出ています。こちらは開いて眺めるだけです。
結果を返す・設定を確かめる
中身を直す一言。
今週のまとめ、長すぎた。来週からは3行にして、返信が要るメールだけに絞って。
ザッカーバーグの「もっと速く」の日本版。
朝のまとめ、届くのが遅い。7時半には読みたいから、7時までに仕上げて送って。
いま入っている定期タスクを全部確かめる。公式ヘルプにある頼み方です。
設定しているリマインダーと定期タスクを、時刻つきで全部見せて。
第5章:預けるときの安全装置
預ける範囲は、操作ごとに自分で決められます。Muse がメールを送る、買い物をする、のような大事な操作の前には、確認が来るようになっています。
許可は5段階
確認が来たときの選び方は、5つあります(公式ヘルプ)。
・1回だけ許可|今回だけ
・このタスクを許可|このタスクの中なら、同じ種類の操作は確認なしで進める
・このサイトを許可|このサイトでの同じ種類の操作は、今後は確認なし
・常に許可|このコネクターでの同じ種類の操作は、今後ずっと確認なし
・却下|今回はやらせない
定期タスクごとの許可は、「設定」→「アクセス許可」→「アーティファクトと日時指定タスク」で管理できます。
公式ヘルプ自身も、慣れるまではリスクの少ないタスクから始めるようにすすめています。
なので最初は「1回だけ許可」で始めて、何週か回して信用できたら「このタスクを許可」に上げる。この順番がいいと思います。いきなり「常に許可」は、おすすめしない。
取り消せない操作がある
公式ヘルプに、メールの送信のような操作は、自分で送ったときと同じで元に戻せない、とはっきり書かれている。
見張りや定期タスクの中で、メールを送らせる・買わせるところまで預けるなら、そこだけは毎回確認にしておく。第4章の頼み方に「送るのは私が確認してから」を入れたのは、このためです。
何をしたかは、あとから見られる
・アクティビティログ|アプリ上部の Assistant アイコンから、Muse がやったことと、自分が出した許可を時系列で見られる
・今後の予定|これから動く予定のリマインダーと定期タスクを見られる
・止める|「〇〇の定期タスクを止めて」と頼めばキャンセルできる。時間を変えたいときは「月曜のリマインダーを火曜に移して」のように頼む
預けたら、最初の数週は記録を見る。ここまでが預け方、と思っておくと安心です。
第6章:見張りの弱点と、うまくいかないとき
Muse の見張りは、ずっと見ているわけではありません。決めた間隔で見に行く仕組みなので、その間に起きたことは見逃すことがある。
見張りは「決めた間隔で見に行く」
見張りの仕組みは、こうなっています。
・常にずっと見ているのではなく、決めた間隔(30分ごと、1時間ごとなど)で確かめに行く
・だから「来た瞬間」ではなく、次の確認のときに気づく形になる
・間隔のあいだに起きて、すぐ元に戻った変化は見逃すことがある
・見張りの仕事は知らせるところまで。届いたメールを止めたり、来た連絡を断ったりはしてくれない
数分で売り切れるチケットのように、一瞬の勝負には向かない。逆に、数日のうちに空きが出ればいい、くらいの見張りなら十分使えます。
ザッカーバーグの許可証の空き待ちも、たぶんこっちの種類です。
Muse は間違えることがある
公式ヘルプにも「Museは間違えたり、予期せぬ行動をとったりすることがあります」と書かれています。だから動きを定期的に見て、間違いがあればすぐ直す。これも公式がすすめていること。
だからこそ、第2章の「終わったら結果を返す」が効きます。ずれていたら一言で直す。それを何週か続けて、少しずつ任せる範囲を広げていく。
無料でどこまで使えるか
Muse は無料でも使えますが、週ごとの上限があります(公式ヘルプ)。上限に来たら、有料のプランに入るか、トークンを追加で買うか、次の週まで待つことになる。
無料枠の大きさは、公式ヘルプには数字がありません。ザッカーバーグは Sources で「最初は週に1億トークンを無料で」と話していました。これは米国で始まったときの話です。
有料のプランは、パワー(月2,799円・毎週5億トークン)とマキシマム(月1万3,990円・毎週30億トークン)の2つ。公式ヘルプの表示はドル(月20ドルと100ドル)で、円の価格は日本で始まった日の PC Watch の記事によります。
毎日のまとめくらいなら、まずは無料のまま回してみて、足りなくなったら考える、で大丈夫だと思います。
招待コードで、10億トークンを足せる
Muse には友だちを招待する仕組みがあって、招待コードを使うと、使った人と招待した人の両方に10億の Muse トークンが入ります。週の無料枠がザッカーバーグの話どおり1億なら、その10倍です。
条件は、Muse に登録してから48時間以内に、「設定」から招待コードを入れること。2日たつと入れられなくなるので、使うなら登録した直後に。
僕のコードを置いておきます。使ってもらうと、僕にも10億トークンが入ります。上限があるので、なくなっていたらごめんなさい。
登録はここから。
登録したら、「設定」でこのコードを入れてください。
FELS54
今日やる1つ
定期タスクを1つだけ作ってみてください。
おすすめは、第4章の「毎朝の予定とメールの確認」です。Gmail と Googleカレンダーをつなぐだけで始められて、毎朝届くので、ちゃんと動いているかもすぐ分かります。
まだ Muse を入れていない人は、登録したら最初に、第6章の招待コードを入れてください。48時間を過ぎると入れられません。
1週間回したら、長さや中身に一言返す。ザッカーバーグがケーキポップでやったのと同じことです。
AIに質問するのをやめて、仕事を1つ預けてみる。それだけで、AIが動いている時間が、自分が画面を見ている時間より長くなります。
オープンチャットを始めました
オープンチャットではAIの新しい情報や、仕事・副業での使い方、裏話などを配信していきます。これからAIを仕事に活かしたい人や、AIでマネタイズを始めたい人、初心者の方も大歓迎です。気になったら参加してください。今参加してくれた方には7つの特典をお届けしています。
・Codex完全入門
・Claude Code完全入門
・AI実務20レシピ
・自分専用AIアシスタント実践キット
・本業・個人活動に使えるAI活用アイデア集
・自分に合う発信場所が見つかるSNSスタートガイド
・シチュエーション別・厳選プロンプト50選
出典
・Mark Zuckerberg on Meta's Muse(Sources・Alex Heath)
https://sources.news/p/mark-zuckerberg-meta-muse-ai-podcast-interview
・Muse Wonder, Zuckerberg and Wang(Cheeky Pint・John Collison)
https://cheekypint.substack.com/p/muse-wonder-zuckerberg-and-wangs
・Meta、パーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始(Meta)
https://about.fb.com/ja/news/2026/10/muse-personal-ai-agent-launches-in-japan/
・Museでリマインダーと日時指定されたタスクを管理する方法(Metaヘルプセンター)
https://www.meta.com/ja-jp/help/superintelligence/1484325780075655/
・Museのガイダンスと承認(Metaヘルプセンター)
https://www.meta.com/ja-jp/help/superintelligence/1385290430137537/
・人に頼む感覚でメールも予約も丸投げ。MetaのAIエージェント「Muse」が日本上陸(PC Watch)
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/2150743.html
※ 2026年10月30日に取得。Muse は日本で始まったばかりで、公式の発表とヘルプは更新が続いています。最新の内容は各ページで確かめてください。
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