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中身がない奴を一瞬で見抜く方法

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ビジネスには2種類の人間がいる。

話がうまい人

具体を持っている人

私は後者しか信用しないことにしている。

なぜなら中身は言葉ではなく行動にしか現れないからだ。

一段掘ると崩れる

例えば社内会議で誰かがこう言ったとする。

『現場に寄り添って進めます。』

大抵の人はここで納得する。

そこで必ず一段掘る。具体的に前回どんなことをしたのか聞く。

中身がない人はここで必ず崩れる。

・主語が急にチームになる ・事例が全部一般論になる ・数字が一切出てこない ・成果の因果が説明できない ・質問に質問で返してくる

など、掘った瞬間に輪郭が消えていく。

考えは誰でも言える。行動は経験した人しか言えない。

一瞬で見抜く5つの質問

長く話す必要はない。聞く軸はいつも決まっている。

・いつやったのかを聞く ・どの範囲での話か聞く ・数字に置き換えて聞く ・失敗した事例を聞く ・次に何を変えるか聞く

など、どれも一行で済む質問ばかりだ。

時期と範囲と数字。この3つは経験した人なら勝手に出てくる。

実際、中身のある人はこの5つに即答する。言い淀んだとしても正確に言おうとして詰まるだけだ。

中身がない人は逆になる。話が長くなり、主語が大きくなる。

一番効くのは失敗を聞く質問だ。

経験していない人は失敗を語れない。失敗は想像で作れないからだ。

すごそうに見える人ほど危ない

ここが厄介なところだ。

薄っぺらい人ほど話がうまい。経歴も立派だったりする。

実際その経歴は嘘ではないことも多い。

だからこそ危険なのである。

前職で営業成績が上位だったという人がいたとする。すごいと思う。

そこで一段掘る。どの範囲での上位なのかを聞く。

答えは8人中3位だった。

さらに掘る。数字に置き換えるとどうなるのかを聞く。

答えは年間で数百万円。既存顧客からの継続受注がほとんどだった。

つまり本人が取ってきたのではない。取れる顧客を引き継いだだけだ。

嘘はついていない。でも真実でもない。

肩書きと本人の力は別物なのだ。

できないと言える人

逆に信用できる人の特徴は単純だ。

できないことをできないと言う。

会議を打ち合わせの場と捉えるか評価の場と捉えるかで人は分かれる。評価の場だと思っている人は、できないと言えない。

自分の評価より、場の成果を優先できるかどうか。

これが中身の正体だと私は思っている。

だから知らないと言える人、できないと言って代案を出せる人を私は高く評価するのです。

見抜く側であり、見抜かれる側でもある

ただし忘れてはいけないことがある。

この5つの質問は自分にも使える。

自分が会議で何かを語ったとき、一段掘られて具体が出てくるかどうか、そこに中身の有無が出てしまうのではないだろうか。

相手を見抜く目は、そのまま自分に返ってくる。

私は具体を持っている人をリスペクトするし、自分もそうありたいと思っている。

うまく語れることより、一段掘られて崩れないことの方がよっぽど難しい。

全文完
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