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世の中を舐めないと操り人形で終わる

世の中は舐めて見ているくらいがちょうどいいバランスです。世の中は思ってる以上に未完成です。どこもかしこもそれらしいルールがあるように見えますが、中へ入ってみると未整備なものだらけです。誰かが昔決めたやり方をまだ守っていたり、事情が変われば昨日までの常識がひっくり返ったり。外から見ると強固に見えるものでも中では人間がその都度辻褄を合わせながら動かしています。

世の中に怯えながら暮らしていると全てをこうでなければならない。に勝手に変換させてしまいます。この業界ではこうするものだと言われれば従い、この経歴では難しいと言われれば引き下がる。前例がないと言われればそれだけで不可能。今そこにある形は自然法則ではなく人間が一度そう決めただけなのに、最初から絶対条件として受け取ってしまうと自分で試す機会を喪失してしまいます。

世の中を舐めている人はこの「絶対条件」に対する信用がありません。誰かが難しいと言っていてもそれが自分にもそのまま当てはまるとは決めない。別に自信満々なわけではなく世の中のをそこまで神聖視していないあらわれです。

それでも人は整っているように見えるものに弱いです。けれど長く続いていることと今も合理的であることは別ですし、多くの人がやっていることと自分までそうする必要があることも別です。

この区別がないと世の中を理解することがそのまま世の中に従うことになってしまいます。世の中を舐めるというのは何でも反抗することではなく、目の前にある形だけのものへ決定の権威を与えないことです。

この意識があると行動自分が世の中へ適応できるかを確かめるだけではなく、世の中のどこまでが本当に動かせないのかを確かめるために動けるようになります。やってみたら意外と通った、聞いてみたら普通に許された、変えてみたら誰も困らなかった。こういう経験が増えれば世の中には思ってる以上に交渉できることがあるとわかってきます。

世の中を真面目に理解すればするほどそこにあるルールに縛られ、一生誰かの傀儡人形のように操られるのがおちです。

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