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FDEってやべぇ職種なんだけど、意外と気づいている人いない説

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みなさん、おはこんばんちは。ハジメマシテの方はハジメマシテ。Crearize代表のエナミコウジです。

最近はAI顧問や技術顧問をやることも増えてきましたが、基本は現場でバリバリ働くエンジニアです。

……嘘です。ここ最近は教育(スクール事業)に力を入れていて、現場4:教育6くらいの比率でした。

ちなみに現場仕事といってもリモートしかやっていません。それでいて受託で関わる案件は製造業・医療・不動産・保険など。Web系っぽく見えてそうじゃない、ちょっと珍しいタイプです。

FDEが話題だけど、ちょっと待ってほしい

最近、FDE(Forward Deployed Engineer)が話題ですよね。

スクールをやっていると、やはりこの文脈に興味を持つ人は多いです。スクールの中には、早くも「FDE人材を育てます」と打ち出しているところもあります。

SNSでも「FDEがすごい」と盛り上がっていたり、海外事情を紹介する投稿もたくさん見かけます。情報が出回るのは良いことです。

ただ同時に「たぶん実態とかなり違う認識をしているな」と感じるものも見受けられます。

言葉どおりに受け取るだけでも、FDEがどれだけ異次元のことをする職種なのか。それを知ってほしくて、この記事を書いています。

現実を知ってほしい、というのが目的の一つ。でも同時に「ガチでFDEやってる人、やべぇな」とも思ってほしいんです。実際すごいので。ちなみに僕のことも指してますので、記事読んだ方は必ず褒めてください。批判的な意見も大歓迎ですが褒めがないとダメです。よろしく頼む。

まずは軽く自己紹介を

いきなりですが、少しだけ僕の自己紹介を。この後の話の前提になるので。

  • 某製造業案件で億単位案件のPMをやってた事があります。ちなみにプロジェクトの一部の案件で、プロジェクト全体は数百億規模で僕はそこの初期メンバーです(先日の商談でそこ出身の方と話す機会があり、めちゃくちゃ面白かった。業界狭い)。

  • 実務経験は今年でたぶん24〜25年。中学の頃から現場に出ていて、広島への出向などもしていたので結構ガチ目です。まぁ当然、学校の成績は最悪でしたけどもね。中間も期末もテストに出ていないので。それでも大学までは行きました。Fランですが。

  • Web系案件も良くやってたし、海外案件もやってました。中国だったので推して知るべし、って感じではありましたけどね。マジキツかったよ。中国の現場仕事は。

製造系の案件で常駐していたこともあり、色々な案件を見る中で、現場に出ることの重要性と、そこで偉大な先輩エンジニアたちと関わることの素晴らしさを知っています。なので僕は常駐を推奨する側の人間で、SES大好き人間です。

(ただし、エンジニアのキャリアにならない案件ばかり紹介する名ばかりのSESは滅びろと思っています。真面目にSESをやっているところは大好きです)

その後、会社を立ち上げてWeb系の案件も色々こなす中で、Web開発の流れも身につけました。SIer的な動きとWeb系の動き、両方を理解して実践できる人間です。たぶん結構珍しい。

大規模案件のPMができて、商談などの客先提案営業から客先折衝、要件定義・設計・開発・インフラ・運用保守までできる。これも珍しいので、希少種です。捕まえるならマスターボールを持ってきてください。

それでも「自分はFDEです」とは言えない

さて、こういう人間なので、おそらく今の日本国内ではFDEに近いことができる人材だとは思っています。

でも正直なところ、「じゃあFDEか?」と聞かれたら、厳密には答えられません。

「おい」となるかもしれませんが、それくらいFDEは異次元だと思っているということです。

ちょっと脱線しますが、僕は「プログラマー」も名乗ったことがありません。現場の先輩と同じ意見なのですが、プログラマーを一番下に見ている人は多いけれど、僕の中では現場における最上級の存在です。自分にはそれを名乗れるほどの能力がないと判断しているので「エンジニア」と名乗っています。この話はまた今度。

FDEの定義を読んで「無理じゃね」となった

それを踏まえたうえで、FDEの定義の話をします。一般的な定義はこうです。

顧客の業務や組織、社内システムを深く理解して課題を明確にし、解決するためのシステムを実装し、それらを自社プロダクトや自社チームにフィードバックするエンジニア

僕はこれを見て、「無理じゃね」となりました。

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前半だけで、もう化物でしょ。

「顧客の業務や組織、社内システムを深く理解して課題を明確にし、解決するためのシステムを実装」

これ、できるエンジニアがどれだけいますか?

ポイントは、FDEが職種であり「人」だということです。チームとしての動きで実現するのではなく、単独で実現できる必要があると僕は理解してます。

こういうお題目を掲げる企業は多いですよね。言ってしまえば、うちもそうです。でも「それを一人で」となると、話はまったく変わってきます。チームや組織でやることを、一人でやれる化物ということです。

具体的に分解すると、こうなります。

  • 技術の全工程: 客先折衝どころか営業活動、要件定義、設計、開発、テスト、運用・保守、インフラ構築、ログ解析、セキュリティまで。専門知識を持ち、それを適切なタイミングで活かせる

  • ドメイン知識: 「顧客の課題」を扱う以上、顧客のさまざまな属性に対応できる必要がある。ドメイン知識が豊富で、一般的な業界SaaSにも理解がある

  • 課題の発見: 顧客が気づいてすらいない課題を明確にし、解決まで導ける

  • コンサル的な領域: 組織構築や業務効率化のためのビジネスモデル再設計まではいらないかもしれないが、ある程度コンサル的なこともできないと話にならない

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前半の「システムを実装」まででこの難易度です。今の日本国内にどれだけいるの?というレベルでしょう。

簡単に言っているけれど、馬鹿みたいな難易度の話をしているよな、というのが正直な所感です。

そしてそれを自社にフィードバックですってよ、奥さん!

つまり、業務の中で得た知見を抽象化し、競合への情報提供にならないよう留意しつつ、自社の組織を強化するために活用する。バランス感覚鬼かよ。どうなってんねん。

しかも、技術的に実現したことだけではありません。

  • 各業界でどういう課題が発生しやすいか

  • その根本原因は何か

  • どうアプローチすべきか

というところまで落とし込んだうえで共有する、ということです。凄いこと言ってるぞ、こいつ。

なんなら特定の業界に閉じず、ある業界で得た知見を別の業界にも適用することもします。このあたりは実際にITコンサルがやってきた領域ではあるのですが、それもやれってか。FDEの仕事、多すぎるでしょ。

そりゃAIを活用することを前提にしないと無理だわ、ってなる。最初はAI来る前からこういう職種はあったのでは?と思ったけど、組織としてアプローチしているところはあっても個人レベルでやってる人はマジで少なかったはず。それがAIによる業務効率化によって現実的な範囲になってきたって事でしょうな。それにしても、だけど。

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「FDEを増やす」に懐疑的な理由

とまあ、こんな具合でして。

僕が「FDEという職種を増やす」という話に絶賛懐疑的な理由は、このあたりにあります。要は化物を作りましょうということなのですが、今まで一部でもできていた人がそんなにいないのに、どうやって作り出すの?という話です。

僕も教育をずっとやってきたからこそ思いますが、このレベルを育て上げたことはないし、育てられるという実感もありません。

「ロードマップが欲しい」というやり取りもしたのですが、僕が欲しいです。真面目に。仮に作ったとしても、再現性のあるものにはならず「再現できたらいいな」くらいのものになりそうです。

実は今、化物に近いことをしている人たちがいる

ちなみに、この化物に近いことを現在進行形でやっている存在がいます。

それは、エンジニアから経営者になった人です。

もちろん、コードや技術から離れて経営に特化している人もいるでしょう。ただ多くは、経営しながら現場作業もしている、という状態のはずです。自社開発をしつつ受託開発をしているところもあるでしょう。というかAIの登場によって現場に戻ってきた人もいるのでは、と思ってます。

そうした人たちは、AIによる業務効率化が進む中で、開発そのものもAIで効率化・仕組み化しているはずです。すると

  • 自社へのフィードバックの仕組みを作りやすい

  • 顧客課題の解決に注力しやすい

という状態になります。もともとそういうスキルを持っているレベルの人が経営者をやっているケースは多いので、このレベルが現場に降りてくると、そりゃめちゃくちゃ強いです。僕もそうです(自慢)。

実際、こういうつよつよな人たちが今は前線に出てきていて、ジュニアレベルの人はちょっと肩身が狭いだろうな、と思います。

それでも、教育はやめない

でも、ジュニアからしかシニアにはなれません。だから教育はしていかないといけない。

背中を見せているだけでは育たないので、自分たちの仕事の仕方を体系化していく必要があります。

さっき「再現性はないだろう」と言いましたが、それは「今」の話です。AIの進化はもちろん、現場やそれを扱う人間の能力が上がっていけば、話は変わってくる。

なので僕は引き続き、教育と現場の仕事を両立させながら模索します。自走力のある、実務能力の高いエンジニアを育てることに全力投球します。

現場に出ていないと温度感が見えないし、必要な能力も見逃します。だから現場からは離れられません。

現場から離れている教育者がいたら「半年で時代遅れになるよ」と言っておいてください。

おわりに

というわけで、思っていることを色々しゃべりました。

久しぶりに長文を書いたので、読みにくいところがあったらすみません。AIに推敲してもらってもまだ読みにくかったら、もう僕にはどうしようもないです。勘弁仕り。

この内容を読んで、

  • 開発まわりの話をしたい!

  • FDEを目指すにはどうしたらええんや!

  • AI時代の組織論や開発論を語りたい!

など、なんでも大歓迎です。気軽に語らいましょう。連絡ください。

そして最後に、お仕事ください。

ちょうど今リソースが空いていて暇なので、マスターボールで捕まえる伝説級エンジニアが欲しい方、ぜひ声をかけてください。お願いします。

単価はそれなりに高いです。なので受託だと嬉しいです(単価調整がしやすいので)。

AI顧問・コンサルも月20万円からやっています。激安だと思います。よろしくお願いします!!

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