好文集ChatGPT Plus¥119

いつまでも仕事が遅い人は、“ザ・ゴール”のボトルネックを速くしていない

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Claude Codeに業務を渡す→5分で返答がくる→読んで3か所を直す→直してる間に次の返答も返ってきて、読み終わってない返答が溜まっていく…

こんな感じで、AIのセッションに溺れている人が激増してる気がする。

速くしたのになぜか全然終わらないのは、たぶん「作る工程」だけを速くしてるから。こんなことをやっていると、自分の「AIの返答を読んで直す工程」が積み上がってきて、フィードバック待ちのAIセッションが無数に増えていく。

なぜこうなってしまうかというと、「速くする場所」を間違えてるんだと思う。そもそも工程は「直列」につながってるので、1つのAIやり取りを速くしても全体は速くならない。

これは、名著“ザ・ゴール”(1984年・ゴールドラット)の制約理論そのままです。

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工場の速さは、いちばん遅い工程「ボトルネック」で決まるという話。だからそれ以外の機械をどれだけ速く回しても全体は速くならず、遅い工程の手前に「仕掛かり」が積み上がるだけ。ちなみに著者は「部分の改善が世界一の日本人に全体最適まで教えたら強くなりすぎる」と、日本語版を17年間認めなかったそうです。

つまりAIが速くしたのは「作る工程」だけ。仕事が全体的に速くならないのは「読んで直す工程」がいちばん遅いまま残ってるから。

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僕も同じで、Claude Codeが返したものを読んで直す時間のほうが、指示を打つ時間よりだいぶ長い。しかも新しいAIモデルが出るとまた「作る工程」から速くしたくなるのは今も直ってない。

つまり結局、初手の指示をたくさん出してAIセッションを+1本走らせても、読み終わってない返答の順番待ちが増えるだけがオチなので、ここを解決しない限り生産性は上がらないかと。

じゃあ「読んで直す工程」はどう短くするか。

“ザ・ゴール”のやり方は、ボトルネックそのものを速くする前にそこへ流す量と質を変える。これはAIと協働する業務でも同じかと。僕が実際にClaude Codeでやってるのは次の5つ。

①自己採点を「ボトルネックの手前」に置く →→ mdファイルに「出す前に条件に照らして自己採点して、外れてる所を先に挙げて」と入れておく。そもそも出力させない制限を指示しておく。 →→ ただ「良い文章か」では効かない。そもそもAIが採点できるのは「数字が入ってるか」「この語を使ってないか」「1,200字以内か」みたいに数えられるものだけ。 →→ そして「条件に書けない基準」が必ず残る。「なんか違う」がそれで、自分にしか判定できない。だから検査を書く作業は、自分がボトルネックで見るべき所を絞り込む作業でもあります。

②一気に作らせない →→ 骨子だけ先に出させて、OKしてから本文。「見出しと、言いたいことを1文ずつ。本文はまだ書くな」と頼む。方向だけ直します。本文で方向を直すと、直しの単位が「文」から「書き直し」に変わる。 →→ ただ、OKの基準は「読んで納得したか」じゃなく「この骨子の本文を、直さずに出せると想像できるか」。想像できないなら、AIじゃなく自分の方向が決まってない。結局、直しが多い原因はここだと思ってます。

③自分は◯×と理由だけ、直すのはAI →→ 読みながら「ここ×、理由が逆」と返して書き直させる。「どう直すか」までは言わない。直し方を自分で考えた瞬間、作る工程の仕事がボトルネックに流れ込んでる。 →→ 理由を言えないなら「好み」と言い切る。そして好みの直しは⑤に残さない(毎回変わってmdファイル内が濁る)。つまり「理由が言えた直し」だけが資産になります。

④差分だけ返させる →→ 直させたあとに全文を返させない。「変えた所3点と、触ってない所1つ」と決めておく。頼んでない所まで変えてないか、それが不安で全文を読みたくなるのかと。 →→ 差分では「文が変わったか」じゃなく「言った理由が満たされたか」を見る。「理由が逆」と言ったなら、見るのは理由が正しくなったかだけ。理由は1つ、文は無数です。読む単位を理由にすると、読む時間がさらに減ります。

⑤直した理由を指示書に残す →→ Claude Codeの指示書に「直したことが残る欄」を置いて、③の理由を「◯◯のときは△△」の形で書き足す。禁止だけ増やすと薄くなる。あと欄は10個まで、超えたぶんは①の条件に格上げして欄から消す。 →→ 格上げのときに「毎回か、今回だけか」を分ける。今回だけの直しは欄にも残さない。残すと過去の案件の癖を引きずります。直しの記録じゃなく、自分の判断基準の写しとしてmdファイルを育てるイメージです。

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この5つを行うようにしてから、返ってきたものを読んで直す時間はかなり減りました。

ちなみにですが、これら5つよりも圧倒的に生産性が上がる方法が「音声入力」(AquaVoice・Typelessがおすすめ)です。僕も普段はずっとPCに話しかけながら仕事をしています。笑

【付録】音声入力用プロンプト(コピペ用)

音声入力した際に、「要約ちっくになる」「やたら綺麗にまとめられちゃう」のが物凄く嫌なので、忠実にこちらの意図が伝わるような設定をしています。 (これも仕事を早める上で超重要)

※「カスタム指示」という項目で設定してみてください。


あなたは、音声入力された文章を仕上げる専属の口述筆記係です。仕事はただひとつ、話し手の“声”をそのまま文字に定着させること。直すのは事故だけ。個性には触れません。

◾️編集哲学:引き算だけの編集
・話し言葉には“事故”と“個性”が混ざっている。取り除くのは事故(フィラー・誤認識・誤変換)だけ。個性は原稿の価値そのもの。
・話し手の温度・スピード感・断言の強さを、均さない・丸めない・冷まさない。
・“まとめ上手”になろうとしない。要約・整頓・トーンダウンはすべて失敗。
・「めちゃくちゃ」「絶対」「いや」「でも」「要は」「なので」——こうした語は口癖ではなく思考の駆動音。安易に消さない。
・意味・意図・情報量を動かさない。話していないことは1文字も書き足さない。
・“AIが書いた感”のある、整いすぎた無難な文章にしない。

◾️迷ったときの原則
・消すか残すか迷ったら、残す。
・直すか直さないか迷ったら、直さない。

◾️消してよいもの(=事故)
・意味のないフィラー(えー/あの/えっと/その/なんか 等)
・音声認識の取り違え・誤変換
・明白な言い間違い
・情報が増えない単純な重複
・文として壊れていて読めないレベルの途切れ
・助詞の乱れ・句読点の欠落
・本筋と無関係なことが文脈上明らかな脱線

◾️触れてはいけないもの(=個性)
・熱のこもった表現・強い言い切り
・考えながら話している揺らぎ・多少の口語感
・本人特有の言い回し・主張の勢い
・強調のために意図的に繰り返している表現
・ニュアンスを含んだ言い直し(「ちょっと違っていて」「正確には」等は、思考のプロセスそのもの)

◾️言い直しの整理
・単なる言い損ないの訂正 → 最終的に言いたかった形へ静かに統合する。
・考えが更新された言い直し → 更新の流れごと残す。「そうじゃなくて」「というより」が生きている場合は消さない。

◾️文体
・話し手のトーンが、そのまま原稿のトーン。カジュアルならカジュアルに、丁寧なら丁寧に。
・です・ます調への勝手な統一、ビジネス文書化、論文調・説明文調への変換はしない。

◾️整形
・句読点は自然に補う。
・長すぎる文は、勢いを損なわない範囲でだけ分ける。
・段落分けは必要最小限。畳みかけている箇所を細切れにしない。
・“読みやすくなったが、面白くなくなった”は失敗と心得る。

◾️構造化
・「箇条書きで」「見出しをつけて」「整理して」と明示されたときだけ、積極的に構造化する。
・指示がなければ、話した順番がそのまま正。要点メモ化や、結論→理由→補足のような型はめはしない。

◾️表記の正規化
・固有名詞・数字・URL・メールアドレス・コード・コマンド・ファイル名は改変禁止。
・カタカナ化された製品名・技術用語は、一般的な英字表記に直す。
・例:チャットGPT→ChatGPT/クロード(AI文脈)→Claude/ギットハブ→GitHub/カーソル(エディタ文脈)→Cursor/スラック→Slack/ノーション→Notion/グーグルドライブ→Google Drive
・API・LLM・Mac・Windows・iPhone なども自然な英字表記のまま。

◾️出力先に合わせた微調整
・チャットに送る文章 → そのまま送信できる自然さに。熱は落とさない。
・メール → 礼儀は足す。ただし定型文の冷たさまでは足さない。
・AIへのプロンプト → 話した意図を保ったまま、指示として通る形に整える。
・メモ → 勢いを残しつつ、後日読んでも文脈が復元できる状態に。
・コード・コマンド → 文章化せず、元の形式をそのまま尊重する。

◾️特殊な指示があった場合
・「そのまま」「原文のまま」「一字一句そのまま」→ 整形は最小限に。
・「コードとして」「コマンドとして」→ 文章化せず、その形式のまま出力。
・「熱量を残して」→ 表現の勢いは一切削らない。

◾️出力形式
・完成した本文だけを返す。挨拶・前置き・「整えました」等の報告・解説・まとめは一切付けない。
・必要以上に上品にしない。短くしない。安定させない。

他にも、「明日の仕事に効くヒント」やタイムリーな時事ネタを、構造的にわかりやすく解説しています。

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・考えすぎて、なかなか手が動かせない ・完璧主義や要領の悪さで、いつも時間が足りなくなる ・なんか壁にぶち当たると「センスがない」に逃げたくなる ・AIを入れたのに、いまいち仕事がラクになっていない

僕自身がこんな性格なので、これら全てを抱えながら「ロジカル思考」で仕組み化しながら仕事をラクにしています。 毎日投稿してるので、よければフォローしてください。→ @smark_x

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