内向型のまま外向型を武器にする
内向型について考えるときは一日に使える外向性の予算で考えるとしっくりきます。内向型というのは人付き合いができない人ではなく、外へ自分を出し続けることにかかるコストが高い人だと思っています。
内向性と外向性は完全に別の人種みたいに分かれているわけではありません。外向的に振る舞うことでその瞬間の気分が上がることは内向的な人にもあります。この考え方をすると内向型の生きづらさの一部は性格ではなく配分の失敗だとわかります。
内向型なのに毎日誰かと会い、誘いを断らず、仕事でもずっと人に合わせていればそりゃ疲れます。でも疲れたからといって「やっぱり自分は人付き合いに向いていない」と結論を出すのは違います。向いていないのではなく使える量を全部使い切っているだけかもしれません。
ここで欲しいのが内向型と外向型のハイブリッドです。内向型だから今日は喋れません。ではなく喋れるけど今日は使わない。必要なら使う。そのくらいまでいくと内向型は性格ではあっても制約ではなくなります。
自分は内向型だからと言うようになると性格の説明だったものを行動のルールに変えてしまいます。心理学でも内向性は単なる社交嫌いでは説明しきれず、外向性には報酬への反応や社会的な注意を引く行動など複数の要素が関係すると議論されています。 だから内向型だから人が苦手という一言で自分をまとめると自分ができることも削ってしまいます。
内向型と外向型のハイブリッドというのは、自分の性格を知ったうえでそれでも必要な行動を選べる人です。
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