寝る前の1杯で、自律神経をゆるめる飲み物5選
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寝る前に何を飲むかで、布団に入ったあとの体の状態は変わります。
夕方以降もコーヒーや緑茶を飲んでいる。眠れないから、お酒を少しだけ。そんな何気ない1杯が、眠りを浅くしていることがあります。
寝る前の1杯を、自律神経がゆるみやすいものに変える。今夜からできる、いちばん簡単な切り替えです。
■ なぜ「寝る前の1杯」なのか
自律神経には、活動を担う交感神経と、休息を担う副交感神経があります。夜は本来、副交感神経が優位になって、体が休むモードに切り替わっていく時間です。
温かい飲み物をゆっくり飲むと、体がほっとゆるむ感覚があります。そして、毎晩同じ時間に同じ1杯を飲むことは、体への「そろそろ休む時間だよ」という合図にもなります。
反対に、寝る前の1杯が目を覚ます飲み物だと、体は休むモードに入りにくくなります。何を飲むかと同じくらい、何を飲まないかも大切です。
① 白湯(さゆ)
一度沸かしたお湯を、飲みやすい温度まで冷ましたものです。カフェインも糖分もなく、いちばん手軽な1杯です。
中医学では、体を内側から温め、胃腸をいたわる飲み方とされています。
熱すぎない温度で、少しずつゆっくり飲むのがコツです。
② ホットミルク
牛乳には、眠りに関わるホルモン(メラトニン)の材料になる、トリプトファンという成分が含まれています。
ただ、1杯で眠くなるほどの量ではありません。どちらかというと、温かさと「寝る前にはこれを飲む」という習慣の安心感が大きい1杯です。
お腹がゆるくなりやすい人は、少なめの量から。
③ カモミールティー
ヨーロッパで昔から「眠る前のお茶」として飲まれてきたハーブティーです。カフェインは入っていません。
りんごのようなやさしい香りがあり、香りを吸い込みながら飲むと、呼吸も自然とゆっくりになります。
※キク科の植物(ブタクサなど)にアレルギーがある人は避けてください。
④ ルイボスティー
南アフリカ生まれのお茶で、カフェインが入っていません。「夜もお茶が飲みたい」という人の置き換えに向いています。
夕方からは、紅茶や緑茶のかわりにルイボスティーに切り替える。それだけで、寝る前に体に入るカフェインをぐっと減らせます。
⑤ なつめ茶
なつめは、中医学で「心(しん)」を養い、気持ちを落ち着かせるとされてきた食材です。考えごとが止まらない、寝つきが悪いという人に、昔から使われてきました。
乾燥なつめを3〜5粒、お湯で煮出すだけ。ほんのり甘く、夜のおやつがわりにもなります。
■ 寝る前に控えたい2つ
・カフェイン(コーヒー・緑茶・紅茶・エナジードリンクなど)
目を覚ます働きが、飲んでから数時間続きます。夕方以降は、カフェインの入っていないものに。
・お酒
寝つきがよくなったように感じても、夜の後半の眠りが浅くなり、夜中に目が覚めやすくなるとされています。
■ 飲み方のコツ
・寝る30分〜1時間前に飲む
直前にたくさん飲むと、夜中にトイレで目が覚める原因になります。
・量はマグカップ1杯まで
・スマホを置いて、ゆっくり飲む
5分でいいので、飲むことだけに集中する時間にします。
■ 合う1杯は、眠れないタイプで変わる
同じ「眠れない」でも、寝つけない人、夜中に目が覚める人、朝早く目が覚める人では、体の中で起きていることが違います。
たとえば、考えごとが止まらずに寝つけない人と、ほてりや寝汗で夜中に目が覚める人では、合う1杯もケアの仕方も変わってきます。
まずは5つの中から、飲みやすそうなものを1つ選んでみてください。
■ 続くときは、相談してほしい
眠れない日が続いている、日中の生活に支障が出ているという場合は、自己判断せず医療機関に相談してください。持病がある人や、薬を飲んでいる人は、ハーブティーなどを取り入れる前に、医師や薬剤師に確認すると安心です。
ここで紹介した5つは、あくまで毎日のセルフケアの範囲のものです。
寝る前と夜中の1分リセットを1枚にまとめたシートを、固定ポストのリンク先で無料配布しています。
今夜の1杯を、ひとつだけ変えてみるのはどうですか。


