名著10冊を3分で相談役に。Gemini Notebookで「著者からアドバイスをもらう」方法
文章目录
『7つの習慣』のコヴィーと、『エッセンシャル思考』のマキューンと、『生き方』の稲盛和夫が僕にアドバイスをくれる。
3人とも、僕の「社長の思考・方針」を完全に理解してくれています。
そこに、こう聞きました。
「僕、いま何をやめるべきですか」。
実はこれ、Gemini Notebookで3分あればできちゃいます
名著10冊をFast Researchで入れて、自分の方針書を1枚足すだけ。
10人の著者が、自分のことを知ったうえで、自分のためにアドバイスをくれるんです。
実際にやってみたら、返ってきたのは、いま僕にいちばん必要な言葉でした。
-
「睡眠を7時間、動かせない予定として先に固定する」。
-
「断る基準を文字にして、即答せず1日置いて返事をする」。
どれも、本を読んだときには受け取れなかったものです。
本を読むのではなく、本に自分を読ませる。
その手順と、もらったアドバイスを、プロンプトごと全部書きます。
第1章:10冊を入れて、「自分」も入れる
選んだのは、flierの「伝説の名著」一覧にある、この10冊です。
https://www.flierinc.com/pickup/densetumeicho
-
『完訳 7つの習慣』
-
『エッセンシャル思考』
-
『イシューからはじめよ』
-
『DIE WITH ZERO』
-
『LIFE SHIFT』
-
『人を動かす』
-
『生き方』
-
『メモの魔力』
-
『学びを結果に変える アウトプット大全』
-
『スタンフォード式 最高の睡眠』
基準は2つです。
-
多くの人が読んでいて、話が通じること。
-
僕の判断基準や課題に、関係のある本であること。
Fast Researchで、1冊10秒
ソースの追加画面の「ソースを検出」に、これを貼ります。
書籍『(タイトル)』の要約・詳細な解説・書評・批判的意見を網羅的に調査して
1冊につき10秒ほどで、要約や書評、批判的な意見まで集まります。 10冊で、3分かかりませんでした。
本を10冊買って読むのに比べたら、入り口の手間はほぼゼロです。
ここが核。ノートに「自分」を入れる
10冊だけだと、返ってくるのは一般論です。
「エッセンシャル思考によれば、やらないことを決めましょう」。
これでは、本の要約と変わりません。
だから、ソースに「社長の思考・方針書」を足しました。
僕が何のために活動していて、どんな数値目標を持っていて、何を大事にして、何をやらないか。
それを書いた、Googleドキュメント1枚です。
いま困っていることを書いたプロフィールも、一緒に入れました。
そして、カスタム指示にこう入れます。
あなたは、このノートに入っている書籍の著者たちです。
回答するときは、必ずソースの「社長の思考・方針」を読んだうえで、著者の主張を根拠に、私個人に向けたアドバイスをしてください。
一般論は禁止。どの本のどの主張が根拠かを明記してください。
厳しい指摘も歓迎します。ただし、必ず明日からできる代替案とセットで出してください。
これで、10冊が「僕のことを知っている10人の相談役」になります。
ポイントは、「一般論は禁止」と「どの本のどの主張が根拠か」の2行です。
この2行がないと、AIは当たり障りのない励ましを返してきます。
根拠を言わせると、本の中身と僕の方針書を本当に読んで答えるしかなくなる。
第2章:10冊に、僕を分析してもらった
分析1:10冊が共通して言っていること
このノートの書籍が共通して私に言っていることを、3つに絞ってください。
それぞれ、どの本のどの主張が根拠かを添えてください。
返ってきた3つは、こうでした。
1つ目、「何をやらないか」を先に決める。
根拠は『エッセンシャル思考』の「より少なく、しかしより良く」と、『イシューからはじめよ』の「解く価値のある問題を選ぶ」。
2つ目、睡眠と休息を、成果の土台として先に確保する。
根拠は『最高の睡眠』と、『7つの習慣』の「刃を研ぐ」。
「AI×時短を届ける立場だからこそ、自分の睡眠を守ることが、いちばんの説得力になります」。
3つ目、浮いた時間を、数字ではなく「今」に使う。
根拠は『DIE WITH ZERO』の「思い出の配当」と、『生き方』の「動機善なりや、私心なかりしか」。
3つとも、方針書に僕が書いた言葉を根拠に返してくる。 一般論ではなく、僕に言っている。
とくに2つ目は、方針書の「AI×時短で無駄な残業をなくす」という目的と、プロフィールの「繁忙期は睡眠が短くなる」を並べて、「ここが矛盾しています」と教えてくれました。
自分で書いた2つの文を、自分では並べて見たことがなかった。
分析2:10冊の中で意見が割れるところ
このノートの書籍の中で、主張が対立するところを挙げてください。
そのうえで、私の方針書(目的・数値目標・価値観・やらないこと)に照らすと、どちらの主張を取るべきかを判定し、理由を書いてください。
対立点は、3つ出ました。
いちばん面白かったのが、「選択と集中」対「大量行動」。
-
『エッセンシャル思考』『イシューからはじめよ』は、1%の重要なことに絞れと言う。
-
『アウトプット大全』『メモの魔力』『生き方』は、まず動け、量で圧倒しろと言う。
その結果の判定は、「選択と集中を主軸に取るべき」。
理由は、方針書に「Xポスト製作時間を1時間から30分に」「1時間で終わらない仕事は断る」と書いてあるからです。
僕にとって、どちらの判断が重要かを教えてくれています。
もう1つの対立は、「今の経験に使い切れ」の『DIE WITH ZERO』対「100年時代の無形資産を蓄えろ」の『LIFE SHIFT』。
僕に対しての判定は「100年時代の無形資産を蓄えろ」。
理由は、方針書に「健康や睡眠はすべての土台」と書いてあるから。
判定だけでなく、「あなたはこう書いているから、こちら」と、僕の言葉で理由を返してくる。
本と本を戦わせて、自分の方針で審判する。
これは、1冊ずつ読んでいたら、できないことです。
分析3:課題に、10人それぞれなら何と言うか
私のいまの課題は「(課題を3〜4つ書く)」です。
この課題に対して、各著者なら何と言うかを、1人ずつ書いてください。
最後に、全員の意見をまとめて「やめること3つ」と「今日やる一歩1つ」を出してください。
僕の場合は、「やりすぎる・断れない・睡眠を削る・完璧を求めすぎる」と入れました。
10人分、全員からアドバイスが来ました。
いくつか抜粋します。
マキューン(エッセンシャル思考) 「抱えているタスクを100点満点で採点し、90点未満は手放してください。断る基準を文字にして、即答せずに1日置いて返事をする仕組みを作りましょう」。
西野精治(最高の睡眠) 「スケジュールを組むときは、まず7時間の睡眠を動かせない最優先の予定として固定してください。睡眠を削らないと終わらない計画は、その時点で縮小か撤退です」。
安宅和人(イシューからはじめよ) 「作業を始める前に『このタスクは今、いちばん解く価値があるか』を問いかけてください。価値の低い定型作業は、AI社員やテンプレートに任せましょう」。
カーネギー(人を動かす) 「自分で手を出すのをやめ、AIやチームに役割と問いを渡して、達成感や手柄を相手に渡す『委任の仕組み』を作りましょう」。
樺沢紫苑(アウトプット大全) 「ポストは型に流し込んで30分で出し切り、反応の数字を見て直す。この高速の回転が、完璧主義を自然に解きます」。
全員の意見をまとめた「やめること3つ」は、こうでした。
-
断れずに特典・タスク・修正を盛り込み続けることをやめる。
-
睡眠時間を削って稼働量で解決しようとすることをやめる。
-
すべて自分で手を出して、自分が止まると全部止まる状態をやめる。
そして、「今日やる一歩」は1つ。
「やらないことリストを1枚作り、今週のタスクから90点未満のものを1つ選んで、その場で手放すこと」。
読み終えて、しばらく画面を見ていました。 10冊とも、読んだことがある本です。
でも、10冊が同時に、僕の方針書を手に持って、僕のための言葉で言ってくれる。
これは、読書では起きないことでした。
第3章:Studioで、10人を持ち歩く
音声解説:10人の座談会
このノートの書籍の著者たちが集まって、私の方針書を読みながら相談に乗る座談会にしてください。
意見が割れるところは、割れたまま両方の言い分を話してください。
最後に、全員が同意する1つの提案で締めてください。
通勤中に、10人の思想をもとに、2人の解説者が自分のことで議論しているのを聞く。これ、かなり自分の思考を整理できるのでおすすめです。
最後に全員が同意する提案で締めてもらうので、聞き終わったときに「じゃあ今日はこれ」が決まっています。
レポート:1枚の提言書
このノートの書籍の著者たちから私への「提言書」を1枚にまとめてください。
構成:①私に共通して言っていること②意見が割れる点と判定③やめること3つ④今日やる一歩
各項目に、根拠となる本と主張を添えてください。
このレポートをみれば、自分が悩んでいることに対して、10人が全力でアドバイスをくれます。
迷いそうなときに、10人の言葉を思い出す。そのためのレポートです。
第4章:あなたがやるなら
10冊は、自由です。
自分が読んできた本でも、読んだつもりで読めていない本でも構いません。
必要なのは、「自分の方針書」です。
-
目的
-
数値目標
-
大切にしている判断基準
-
やらないこと
この4項目を書いたGoogleドキュメント1枚があれば、この記事のプロンプトがそのまま使えます。
方針書がまだない人は、スマホの録音アプリで、自分のことを10分話してください。
その音声をソースに入れるだけで、自分の思考をAIが理解してくれます。
そして、10冊を選ぶコツは1つ。
「いまの自分の課題に、答えを持っていそうな本」を混ぜることです。
僕の場合は、やりすぎる課題に『エッセンシャル思考』、睡眠の課題に『最高の睡眠』でした。
好きな本だけ入れると、褒められて終わります。
まとめ:本は、読むものから相談するものへ
-
10冊をFast Researchで3分。
-
方針書とカスタム指示で、10冊を「自分を知っている相談役」にする。
-
分析は3本。
-
共通点、対立点、課題へのアドバイス。
本を読んで、自分で当てはめる時代は終わりました。
本に、自分を読ませる。
今夜、1冊でいいので、試してみてください。
📣重版記念Xライブ、開催します
最後に、お知らせです。
おかげさまで僕の初の書籍『AI仕事最速大全 NotebookLM即戦力スキル』が、重版になりました!!
日経新聞の広告枠にも載って、レビューはなんと61件、星4.5!
ただのサラリーマンだった僕が、ここまで来られたのは、読んでくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
お礼の気持ちを込めて、Gemini Notebookについてだけ語るXライブをやります!
10月25日(日)21時から、僕のXアカウントで配信します。
当日は、最新情報(Deep Research、Web調査、Excel・Word出力)、僕が毎日使っている活用法の実演、そして書籍やGemini Notebookの質問に、時間の許す限り全部答えます。
今回の記事の「本に相談する」も、実演できたらと思っています。
書籍を購入してくださった方はもちろん、まだ読んでいない方も大歓迎です。
Gemini Notebookを学びたいすべての人と、日曜の夜にのんびり話せたら嬉しいです。
当日時間になると、下記僕のアカウントのプロフィールから入れます。
▼X(Twitter)のフォローはこちら @ai_jitan
沿着这个主题继续读
从一篇文章,找到相关的教程、经验和阅读路径。






